残念な姉
樋口さんは瞳を輝かせ
「…あの、小山君って彼女はいるのかしら?同じ部活よね?知らない?」
希美さんはお姉ちゃんの顔を覗き込んだ
すると
「体育会系男子は周りくどいのはダメ。
ストレートにアタックしないとだな。
デートはスポーツ観戦で。
…体育会系男子の攻略は簡単だから大丈夫」
姉は遠い所を見つめながら何かを確信したように瞳を閉じた
「攻略…?」
お姉ちゃんは黙って頷ずく
「それに樋口さんカワユスだから大丈夫。
そうだな…
デートはカジュアルな服でね」
「…あの、小山君って彼女はいるのかしら?同じ部活よね?知らない?」
希美さんはお姉ちゃんの顔を覗き込んだ
すると
「体育会系男子は周りくどいのはダメ。
ストレートにアタックしないとだな。
デートはスポーツ観戦で。
…体育会系男子の攻略は簡単だから大丈夫」
姉は遠い所を見つめながら何かを確信したように瞳を閉じた
「攻略…?」
お姉ちゃんは黙って頷ずく
「それに樋口さんカワユスだから大丈夫。
そうだな…
デートはカジュアルな服でね」