ひとナツの恋




ちょうど呼びに来た夏に返事をしてキッチンに戻ろうとするおばあちゃん。


立ち上がって歩き出すかと思ったらこっちを向いて

「これからもなっちゃんの事宜しくねえ」

そう言って戻っていった。






「海渡、なっちゃんのこと幸せにしてあげたら?」

「いやいや、何言ってんだよ。
出逢ってまだ2日じゃねぇか」

「んなこと関係ねぇだろ」


「……うっせ」


確かに、俺は一目惚れして夏のこと好きだし、あわよくば付き合ってあんなことやこんなこと…したいって、思うけど…


いや、何考えてんだ俺。ただの変態じゃねぇか。


ちったぁ俺らによって変わってくれたら嬉しいな。




「でもさぁー何があったんだろうねーなっちゃん」


「それなー」





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