キスゲーム 前編【完】
時「うん。人、多い所苦手でしょ?だから。」

  時が、愛美を見ないでドアをジーッと見ながら言った。


  愛美(今日、会ったばかりなのにそんな事分かるんだ。。さすが、秀才!!)

  愛美「・・いっ、行きます。」

  その時、愛美は時に少し心を許してみたんだ。

  どっかで、[他の男子とは違う]と思ったのかもしれない。

  時「じゃ、行こっか。階段とか大丈夫?(ニコッ)」

  愛美「はっ、ハイ。だっ、大丈夫です////」

  時「そか。なら、良かった。」

  ・・・本当に、大丈夫か?足、滑らせて落ちたりしないか?

   実は、時はこのとき不安だったのだ。

   その訳は、これから明らかに。
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