キスゲーム 前編【完】
積木「強制だよ~ん♪」



    まっ、マヂか・・・!?

  ・・・・なんで、呼び出しくらったのかと思ったら積木の奴こんな事を俺らにさせたかったのかよ。。。


 できれば、俺はやりたくないんだけど積木の顔みてるとそういうわけにはいかなそうだな。。。



 俺は、ガッカリした。



 というか、本音をいうと俺はイケメンなんちゃらなんていうランキングに興味なんてない。



 ただ、1位のいう事はこの学校では絶対命令なのだ。

 それは毎年恒例。去年とかもあったけど、こんな変な事は言われなかった。

 どちらにしろ、1位の命令は絶対命令なのだから俺はやらなければならないと最初から決め付けていた。


    「割り箸4本しかないぜ?1人たりねぇじゃん。」



次に喋ったのは 滝田 墨 【タキタ スミ】  イケメンランキング4位 2年C組

 黒髪の短髪に、切れ長の瞳、この中では一番の長身で運動神も抜群に優れてる。

 

 

 確かに、ここにいる俺等は5人だ。



 しかし、割り箸が一本足りない。





    積木(・・あら?ばれちゃった?実は、俺は不参加☆みてるだけなのさッ。)


 ・・・・今、積木が敏感に反応したようにみえたんだが。



 多分、俺の気のせいだな。とここはひとまず思う事にしとく。


    「ってか、普通こういう事しないだろ。。。。」



   そして、こちらは日高 時 【ヒダカ トキ】  イケメンランキング3位 3年A組

 サラサラの黒髪に、長い睫毛。鼻筋の通った日本人形みたいな顔をしている。

 この中では一番の常識人かもしれない。ちなみに俺と積木とは幼馴染だ。
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