キスゲーム 前編【完】
なッ、何!?



 コイツ、確か1年生だったよな。。



 コイツは、もしかして10年に1度 いや100年に1度にまれに生まれる神の子かっ!?



 きっ、貴重な子どもだーァ!!!!!!!!

 雄太の奴、外見が異常に可愛らしいと思ったら神の子だったんだな。(ウムウム



 これだったら、異常に外見が可愛らしい事も納得だ。



 1人で考えて1人で納得している俺。



 ハッ



 こんな事が分かる俺も神の子かもしれんッ!



 いや、そんなはずはないッ!

 一人で興奮して一人で突っ込みを入れる俺。

 そんな俺を時は冷めた目で見ていたが墨は心配そうに見ていた事に俺は気づいていなかった。



ジャラッ ジャラッ。

 ハッ



 なんか、始まった。

 割り箸をかき混ぜる音でようやく俺は我にかえった。



 しかし、俺には何で積木が割り箸をかきまぜているのか理解できなかった。






  積木「ルルルッ♪」



  鼻歌まじりに、割り箸をまぜる積木。

 つっ、積木がご機嫌ッ!?


 何か良い事でもあったのか...?
  

まぁ、彼は参加者じゃないから安心しているのだ。



  雄太「何がでるかな、なにがでるかな♪」



  雄太も、楽しそうにしている。



  雄太は、このゲームを娯楽として考えてるからだ。
< 5 / 322 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop