キスゲーム 前編【完】
校庭にいる俺。



 何故なら、これ以上なっちゃんと一緒にいると重い空気になりそうだったからだ。



 俺は、重い空気なんて嫌いだ。



 なんでも、明るければいいというタイプなのだ。



 墨「ハーッ。ハッ。ハッ。」



 体育館のほうから、墨先輩の声が聞こえてきた。
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