久遠の愛と約束を
天使で悪魔

葵に話してすっきりした私は、少しずつご飯も食べられるようになった。



葵から聞いたところによると瞬くんも心配してくれていたみたいで、少し申し訳ない気持ちになった。


瞬くんにはまだ本当のことは話せてないけど、ここ最近は3人でいることが多くて楽しい毎日を過ごしていた。



寒い冬も
甘いバレンタインデーも…
そして、私の誕生日も…



瑞輝と過ごすはずだった行事はあっという間に過ぎ、私たちは2年生へと進級した。






「な、なんでだよ!俺も2人と同じクラスが良かったんだけど……」

「日頃の行いが悪いんじゃない〜?
紘那!瞬なんて置いて早く行こ!」




ドキドキのクラス替え、私は見事葵と同じクラスになれた。
一方の瞬くんは棟も違う別のクラス。奇跡が起こらない限り体育も一緒にはならないと思う…
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