久遠の愛と約束を
ペタッと背中が壁に着いた時、壁の冷たさと一緒に全身に鳥肌が走った。
あの時……園田先生に襲われた時も……
顔から熱が去っていき、あの時の事がフラッシュバックして全身に電流が走ったように身体が硬直する。
「にっしーがこの学校を去ったのは、あなたのせいってことね。」
「……菅野さんに言う……必要、ないでしょ。」
「へぇ……奥田さん。そんなに強気だったかしら。」
菅野さんは私の顔にギリギリまで迫り、両手を壁にドンとつけ私の頭を固定した。
キッと私を見下ろす菅野さんの目はあの時の園田先生と同じ目をしていて、全身の血が吸い取られたようなクラクラとした感覚に陥る。