久遠の愛と約束を
「今回は難しかったみたいだな…気合入れすぎた、申し訳ない。
でも、40点以下は赤点だから。またテストするから勉強しとけよー
それから…奥田は今から社会科資料室な」
「え…わ、わかりました…」
瑞輝の後を追って、社会科資料室に入る。
ドアを閉めて前を向くとそのまま瑞輝が覆い被さってきた
…所謂壁ドン状態。
瑞輝の綺麗な顔が近くて、恥ずかしく思わず後退ろうとするけど、ドアがあってそんなことはできない。
「紘那、満点おめでとう」
「あ、あ…ありがと……」
ニッと口は笑っているけど目は全く笑っていない。
「もう…紘那には敵わないな。
俺の負けだよ……」
そのまま瑞輝の顔が私の顔に近づき、そのまま唇が重なった。