久遠の愛と約束を
俺はこの高校の出身ではないが、この高校の教育方針や校風が好きだ。
この学校の教員になるために大学生活を送っていた…
「先生になりたいんだ、俺。でも問題があって…
実は国語教員ってあんまり需要がないみたいなんだ…」
来年度の応募には見事に国語教員だけがなかった。
国語教員は募集が少ない上にそもそも需要がないようで、他の候補の学校でも募集がなかった。
教職免許を取るために頑張ってはいたが、それなりに名の知れた大学。これから真面目に頑張れば一般企業に就職できないこともない…