another新撰組・1
どんっ。

誰かが、倒れかけた俺を支える。

誰だろう。

体が動かないから分からない。

「途中で諦めろよ。全く、そういう所がまだまだガキだな。」

聞き覚えのある、低い声。

バカにされたが、反論する気力もない。
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