another新撰組・1
「まぁ、話しても、せいぜい土方さんから怒られるだけやから、別に構わんか。」
「なんだよ。もったいぶらずに話しろよ。」
隣で明里さんの目が妙にギラギラしていた気がしたけど、気のせいだろう。
「この前、定例会議あったやろ。」
「うん。」
「あの日なぁ。」
山崎の顔が歪んだ。
どうやら笑いを堪えてるらしい。
「特に話もないってんで、すぐお開きなったんよ。」
「・・・ん?あの日はそんなに早く解散ならなかった筈だぞ?」
「いや、会議の後にな、皆で談笑しとったんよ。」
「で?」
「で、なぁ。」
山崎が息を吸った。
口許がもう笑ってる。
「沖田さんがな、持ってきて公開しちまったんよ。土方さんの川柳。」
ぶはっ。
山崎の口から多量の息が吐き出される。
「あはははははは。」
もう、堪えるつもりもないらしい。
「?何がそんなに面白いんだ?」
俺にはさっぱり意味がわからない。
「なんだよ。もったいぶらずに話しろよ。」
隣で明里さんの目が妙にギラギラしていた気がしたけど、気のせいだろう。
「この前、定例会議あったやろ。」
「うん。」
「あの日なぁ。」
山崎の顔が歪んだ。
どうやら笑いを堪えてるらしい。
「特に話もないってんで、すぐお開きなったんよ。」
「・・・ん?あの日はそんなに早く解散ならなかった筈だぞ?」
「いや、会議の後にな、皆で談笑しとったんよ。」
「で?」
「で、なぁ。」
山崎が息を吸った。
口許がもう笑ってる。
「沖田さんがな、持ってきて公開しちまったんよ。土方さんの川柳。」
ぶはっ。
山崎の口から多量の息が吐き出される。
「あはははははは。」
もう、堪えるつもりもないらしい。
「?何がそんなに面白いんだ?」
俺にはさっぱり意味がわからない。