another新撰組・1
「あの、知らないならいいです。変な事を聞いたりして、すいません。」
軽く会釈して、沖田さんの反応の見ずに、今度こそ、走り出した。
・・・だから、後ろにいる沖田さんの悲しい顔も、言葉も、気付かなかったんだ。
「・・・やっぱり、新撰組は、血を流さなければいけないんですか?土方さん・・・。」
この時、俺は、この後起こる、隊の悲しい事件の中心を見ていた。
見ていたのに、全く気付かなかったんだ。
ただ少しの疑問を、今の雑務にかまけて、そのまま、事件の日まで忘れていた。
「飴、旨いな~。今度、沖田さんに店を教わろう。」
俺は、ガキだった。
後に、心から思う。
でも、今の俺は、平和な日常に溶け込んで、平和に過ごしていたんだ。
「さ~、めちゃくちゃ旨い茶を淹れてやる!!」
~fin~
軽く会釈して、沖田さんの反応の見ずに、今度こそ、走り出した。
・・・だから、後ろにいる沖田さんの悲しい顔も、言葉も、気付かなかったんだ。
「・・・やっぱり、新撰組は、血を流さなければいけないんですか?土方さん・・・。」
この時、俺は、この後起こる、隊の悲しい事件の中心を見ていた。
見ていたのに、全く気付かなかったんだ。
ただ少しの疑問を、今の雑務にかまけて、そのまま、事件の日まで忘れていた。
「飴、旨いな~。今度、沖田さんに店を教わろう。」
俺は、ガキだった。
後に、心から思う。
でも、今の俺は、平和な日常に溶け込んで、平和に過ごしていたんだ。
「さ~、めちゃくちゃ旨い茶を淹れてやる!!」
~fin~