another新撰組・1
「は、はいっ。あ、いえっ。まだ一年位です。」
あたふたとして、言葉にまとまりがない。
こんなコが、何年かしたら、あんな女になるのだから、遊郭は恐ろしい。
これで、武器の使い方を教えたら、さぞ立派な、くの一が大量に生まれるだろう。
「そうそう。手伝いの駄賃を忘れたね。」
俺は紙包みを渡す。
「え。あ、あの。・・・ありがとうございます。」
驚きの後に、はにかんだ笑顔は、本当に嬉しそうだ。
・・・多分、少女からしたら相当な額だろう。
純粋に喜んでいるのに悪いが、餌にするには丁度いい。
「・・・君は、ずっと彼女付きなのかい?」
「え?あ、明里姐さまですか?はいっ。いつも手伝わさせて貰ってます。」
あたふたとして、言葉にまとまりがない。
こんなコが、何年かしたら、あんな女になるのだから、遊郭は恐ろしい。
これで、武器の使い方を教えたら、さぞ立派な、くの一が大量に生まれるだろう。
「そうそう。手伝いの駄賃を忘れたね。」
俺は紙包みを渡す。
「え。あ、あの。・・・ありがとうございます。」
驚きの後に、はにかんだ笑顔は、本当に嬉しそうだ。
・・・多分、少女からしたら相当な額だろう。
純粋に喜んでいるのに悪いが、餌にするには丁度いい。
「・・・君は、ずっと彼女付きなのかい?」
「え?あ、明里姐さまですか?はいっ。いつも手伝わさせて貰ってます。」