another新撰組・1
煙管に火を入れる。
実はほとんど吸えないのだが、用意は常にしてある。
ほどなくして、走って来る音がした。
「随分早かったね。」
「はい。それで、あの、・・・すいません。あの、姐様が。」
「何か言伝てでもされたのかい?」
(それとも、本当に毒殺されたか?)
「はいっ。あの、姐様が、『用があるなら自分で来い』って伝えて来てって。」
・・・とりあえず、殺されてはいない様だ。
「分かった。わざわざすまなかったね。」
「そんな事ないですっ。あ、煙管はお預かり致しますから、お連れ様のところに。」
俺は、煙管を少女に預け、ゆっくりと部屋に向かった。
実はほとんど吸えないのだが、用意は常にしてある。
ほどなくして、走って来る音がした。
「随分早かったね。」
「はい。それで、あの、・・・すいません。あの、姐様が。」
「何か言伝てでもされたのかい?」
(それとも、本当に毒殺されたか?)
「はいっ。あの、姐様が、『用があるなら自分で来い』って伝えて来てって。」
・・・とりあえず、殺されてはいない様だ。
「分かった。わざわざすまなかったね。」
「そんな事ないですっ。あ、煙管はお預かり致しますから、お連れ様のところに。」
俺は、煙管を少女に預け、ゆっくりと部屋に向かった。