ユウガオ



今日で2度目のお泊まり


「シャワー浴びておいで」
彼の言葉に少し何かを期待した

けれど何も無かった


いつもと違う彼に
求めてこない彼に不安を感じた


「俺もシャワー浴びてくるよ」


私と入れ替わるように
部屋を出てく彼


私の携帯が光っていた
着信1件 片岡くん、同期の男性看護師から


見て見ぬ振りをして
携帯をサイレントにすると


私はシャワーを浴びる彼の
後ろから抱きつきいた


決して大きくない胸が
彼の背中にあたる



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