ユウガオ
「え、着たいかも」
私の言葉に満足そうなゆりに
腕を引っ張られ奥の部屋に行く
「どれ着る?」
式の白、披露宴の着物と黄色のドレス
「き、きいろ?」
「そうだね、白はたくみさんに
着せてもらった方がいいね!」
ゆりの言葉に
私もいつか白いドレス着たいな…と
思う
私がもう少し早く生まれてたら
出会ってたら…って考えても
仕方ないのかな…。
「うわ、めっちゃ似合うね…」
ゆりの驚きの言葉に鏡を見ようとしたが
ゆりによって制止される