ユウガオ




「もし、まりが
嫌じゃないなら、俺にまりの
彼氏を名乗らせて?」


彼らしい告白
強要もせず相手を思いやる


「うん」
私も何度も縦に首をふる



「この年で彼氏ってなんか
恥ずかしいけどな」

彼は照れたように笑いを私の
唇に自分の唇を重ねた




ひゅ〜…



同時に私の身体をまるごと
彼自身で抱きしめてくれる



ドーーーーーン




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