ユウガオ
「そうよ〜。
もう6年くらいになるかしら
途中話さなくなったと思ったら
寝言であなたの
名前呼んでたわよ」
「もう!お母さんやめてよ〜」
私の顔が熱くなるのを感じる
お母さんは私に
「あんたが幸せそうでよかった
彼があんたを愛してるのが
伝わってきてよかった
あんたらは、たぶん祝福されにくい
恋愛だと思うけど
2人なりの幸せ見つけなさい」
とこっそり言った
2人で2人なりの幸せ、見つけるね
いや、もう見つけてるかも
しれない