ユウガオ



「待って」
彼は車を降りる私の手を掴んで
キスをする


なんかこんなこと
前にもあった気がするな…



なんて思いながら
彼の唇に舌に私は酔う


「まっ…」



彼は私に待ってを言わせる前に
キスを浴びせる


彼の手が私の頬を支える

「っん…」



私の声にスイッチの入る彼



< 88 / 95 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop