ユウガオ



首筋に落ちていく彼の唇が
くすぐったくて


「っひゃ…」

漏れる声が止められない



「やべー、俺我慢出来ね…」

彼は何でこんなに宝物を
扱うみたいに優しい優しい
キスをくれるんだろう



激しいのに優しい


とろけちゃいそうなキス


チュ クチュ


静かな車内に
キスの音が響き渡る



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