ユウガオ




「…はい」


私の言葉に彼はおもいきり
私を抱きしめ
「ほんとは今言うつもり
じゃなかったから指輪用意
してないや」ってごめんと続けた



「ふふっ、いいよ
私がたあを幸せにしてあげるよ!」




「もう…まりといたら
計画どおりに行かね…」


彼の赤い顔が可愛くて愛しくて
私は今幸せだって


きっと胸張って言える




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