キスゲーム 後編 【完】
優実ちゃんに叩かれた瞬間、もし時や恭平が俺を羨ましいと感じてるとしたら逆に俺も時や恭平を羨ましいと感じてたんじゃないかって。
そう思った。
羨ましいと感じてた事を消そうとした自分に哀れみさえ感じた。
積木「いい加減にしろっ!って今自分に言いたくなる事ない?」
周りが何をいきなり言ってるんだというビックリした目で見てるなか俺は
「なんでもないや!今の忘れてっ。」
と、笑って誤魔化した。
百合沢『敵はいつも自分自身さ。』
優実ちゃんの兄、百合沢が言っていた事が今わかった気がする。
俺も同じだった。
時や恭平に嫉妬してるのは自分自身が敵なのを見えないふりしていたからかもしれない。
積木「それじゃあ皆さん、まったねー!」
呆然としている時達をスルーしながら俺は右手をひらひらとふりながらその場を後にした。
そう思った。
羨ましいと感じてた事を消そうとした自分に哀れみさえ感じた。
積木「いい加減にしろっ!って今自分に言いたくなる事ない?」
周りが何をいきなり言ってるんだというビックリした目で見てるなか俺は
「なんでもないや!今の忘れてっ。」
と、笑って誤魔化した。
百合沢『敵はいつも自分自身さ。』
優実ちゃんの兄、百合沢が言っていた事が今わかった気がする。
俺も同じだった。
時や恭平に嫉妬してるのは自分自身が敵なのを見えないふりしていたからかもしれない。
積木「それじゃあ皆さん、まったねー!」
呆然としている時達をスルーしながら俺は右手をひらひらとふりながらその場を後にした。