キスゲーム 後編 【完】
積木「何これ、お前とお前の従妹の写真じゃーん☆」
机の中から写真を見つけた積木の声は楽しそうだった。
でも、瞳の奥は笑ってはいない。
むしろ、何処か怒ってるように見えた。
時「積木...この事、誰にも言わないよな?」
少し困った様な表情で俺が言えば積木は口元をニヤッとにやつかせ「そうだな、お前が全部事情を話してくれたら黙ってても良いかもね~☆」と笑う。
...ちっ。。
積木らしいといえば積木らしいかもしれない。
積木の事を知っていればこいつが黙ってくれるような奴じゃないっていうのは大体予想がつく。
結局、俺は事情を話すことにした。