キスゲーム 後編 【完】
積木「そうと決まれば放送室乗っ取ろうZE☆」
乗っ取ろうと当然の様に言う積木に少し引きながらも俺は苦笑いをする
いあ、放送室はお前の使用物じゃないから。
と、正直突っ込みたいが本人は使用物だと思ってるのかもしれない。
たまに、お金持ちの考えてる事が分からないんだ。
それに...積木は百合沢先生の件をどうするつもりなのだろうか。
積木「どうかしたー?」
と、心配そうな顔をして此方の心配をする積木に俺は聞くことは最後までできなかった。
1人でずっと、百合沢先生の事を背負ってたのかな。と思うと何だか言いようのないモヤモヤした気持ちが襲ってくる。