手紙の末路~シャープマーカー~
「やばいやばいやばいやばい!」

マジヤバイ。

「電車っ!遅れる!」

走った勢いでめくれたスカートなんて気にせずに、私は全速力で信号無視した。
偶然、車は通っていなかったのだ。
でも、やっぱりだめだよね…、小さいお子様、良い子も悪い子も大人も、真似しないでね☆

「って、今はそんなことじゃなくて!」

突然私が1人で叫んだので、周りの人は私をジロジロと…、って。ラッキーなことに、誰もいなかった。

運が良いのか悪いのか。

とにかく今は、電車に遅れないように走るしかない!
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