【完】好きなんだからしょうがないだろ?
・無糖と微糖はお好みで
「轟先輩っ!!お金を、お支払しますっ!」
「あ?俺は会計で女に財布を開かせるほど落ちぶれてない」
パシッ、と拒否られて。
ポイントカードまで出して払う気でいたあたしの分まで支払わせてしまった。
「……あっ、ありがとうございます!本当に、ごちそうさまでした」
しかも、割引券は親友と使え……と、あっさり返されてしまい。
「大袈裟だ。ほら、カードはアンタのだろ」
と、返されたポイントカード。
外に出て受け取ろうとしたけど轟先輩があたしに距離を詰めるから伸ばした手が行き場をなくす。