恋の温度はプラマイ10度
なんで、ドキドキしてるんだろ。

こんなサイテーな男に!!

私は、零斗に抱きしめられながら、そんな事考えてた。


「なぁ。日曜。9時。木の時計台前。」

「??」

「デート。するぞ。」

「ええ!私でいいの?」

「お前だから。」

「うん。行くよ。」

「そうか!じゃあ。また明日。」

そう言うと、私を離して出て行った。

抱き締められた所が、熱くて、寂しかった。

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