今日から魔王はじめます!
白金色の髪は、人間の王家の印。
そりゃあ目立つわ、当たり前だ。
……と、いうことでレンと私は服屋にフーデッドケープを買いに行くことになった。
「ああ……これで、やっと心が休まる」
服屋を出て、深紅のフーデッドケープを纏ったレンが、心から安堵したため息をつく。
お疲れ、レン。
レンのイケメンオーラに惚れて、どんどん女の人に囲まれていったのを、見捨ててごめん。
反省はしてない。
「んじゃ、宿探し、しようか」
「そうだね!」
そう答えて、少しだけ胸が早鐘を打つ。
なんだか、この会話って……カレカノっぽい?
ふつう、男女で宿探しとか、しないよね。恋人でもない限り。
私たちは、同志で仲間で友達だけど(少なくとも私はそのつもりだ)、
なんかちょっと緊張する。
そりゃあ目立つわ、当たり前だ。
……と、いうことでレンと私は服屋にフーデッドケープを買いに行くことになった。
「ああ……これで、やっと心が休まる」
服屋を出て、深紅のフーデッドケープを纏ったレンが、心から安堵したため息をつく。
お疲れ、レン。
レンのイケメンオーラに惚れて、どんどん女の人に囲まれていったのを、見捨ててごめん。
反省はしてない。
「んじゃ、宿探し、しようか」
「そうだね!」
そう答えて、少しだけ胸が早鐘を打つ。
なんだか、この会話って……カレカノっぽい?
ふつう、男女で宿探しとか、しないよね。恋人でもない限り。
私たちは、同志で仲間で友達だけど(少なくとも私はそのつもりだ)、
なんかちょっと緊張する。