遠回しのI love you

夏side

「知ってるよ。」

「え?」


そう言った君の表情は何故か…

とても泣きそうな顔だった。


ドクンっ

ドクンっ


知ってるよ…

その言葉が木霊する。


なんとなく気付いてた。
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