妄想オフィス・ラブ ~キスから始まるエトセトラ~
「………っ、……は、、、はぁはぁはぁ」
「フッ…………ごちそうさん」
初めて聞く甘い声音に、腕を引き寄せられながら、三嶋課長に抱き締められた。
考えることも、動くことも出来なかったけれど、そう言われた瞬間、真っ白だった頭の中かがピシッとひび割れて、ガバッと腕の中から逃げ出した。
背中に壁があるから、少しの距離ができただけだったけれど、それが課長は面白くなかったようだ。
「チッ、、」
いやいやいやいや、舌打ちの意味がわからない!