妄想オフィス・ラブ ~キスから始まるエトセトラ~
再び、壁ドン。
不機嫌な三崎課長が、せっかく話した距離を近づけて、
「何離れてるんだ?あぁん?」
…………いちいち威嚇しないでほしい。
就業時間をとっくに過ぎた、……今何時だ?
残業して、あれ、21時前だったよね。過去の図面を片付けにこの資料室に来たのがその21時前だったとして、直ぐに三崎課長が来て、なぜかこんな状況に。
たぶん一時間もたってないだろうから、終電はまだあるだろう。
現実逃避し出した頭の中は、キスの余韻を感じることよりも、どうやってこの状況を脱出出来るか、逃げることでいっぱいだった。
どうしてこうなったかなんて、もはや二 の次だ。
自分の貞操を守らねば!
不機嫌な三崎課長が、せっかく話した距離を近づけて、
「何離れてるんだ?あぁん?」
…………いちいち威嚇しないでほしい。
就業時間をとっくに過ぎた、……今何時だ?
残業して、あれ、21時前だったよね。過去の図面を片付けにこの資料室に来たのがその21時前だったとして、直ぐに三崎課長が来て、なぜかこんな状況に。
たぶん一時間もたってないだろうから、終電はまだあるだろう。
現実逃避し出した頭の中は、キスの余韻を感じることよりも、どうやってこの状況を脱出出来るか、逃げることでいっぱいだった。
どうしてこうなったかなんて、もはや二 の次だ。
自分の貞操を守らねば!