〜後悔〜壮絶なDV体験ーDVの心理〜逃げなきゃだめだよ!
雄大『僕は、優美さんに無理させたくないんです。孝明さん達とも、今まで通りでいてください!

今の関係を僕が壊してしまうんじゃないかが、ずっと気がかりでした‥。それだけはしたくないんです!

友達として、優美さんには孝明さん達と仲良くしていってほしいんです。

ほんと僕のことは気にしなくて大丈夫です。

優美さんらしくいてほしいんです。』




優美『雄大さんのきもちは嬉しいです。気にされないでください‥

ありがとうございます。

ほんと、無理されてないですか?』



雄大(本当はずっと嫌だった‥!

出会った時から優美さんは孝明さんや輝さんと、あんなに仲が良かった‥!

見てて面白い訳ないじゃないか‥!

こんな悔しさなんか優美さんにわかるわけ無い‥

優美さんに格好悪いことなどいえる訳がない。

余計なことを言って格好悪く思われるのも嫌だし孝明さん達に悪く思われたくない‥。)


雄大は精一杯、遠回しにしか表現できなかった。


言葉でも態度でもずっと距離を置き続ける雄大が、求めていることに優美は一切全く気付かなかった。


優美(ほんと、雄大さんて理解があるかたなんだな‥。)


優美は、その間違いに早く気付くべきだった。





雄大『優美さんらしくいてほしいんです‥。

僕、ほんとに優美さんがいてくれるだけで幸せなんです!

お付き合いしていることも、夢をみているようで、まだ信じられないんです。

優美さんを一目見たときから、なんて可愛らしいひとなんだと一目惚れしてしまったんです。

目も合わせられませんでした‥。
緊張し過ぎてなにを話せばいいのかもわからなかった。

それに、どうせ僕なんて絶対に相手にされないと思ってたんです。』



優美『そんなこと、言わないでください‥私だって緊張していました。

ずっと距離を置いて下さっていたのも、大事におもってくれていたのを感じていました。

雄大さんのようなかたは あまりいません。』





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