〜後悔〜壮絶なDV体験ーDVの心理〜逃げなきゃだめだよ!


団体客は異様に優美を舐めるようにチラチラと見る。視線が刺さった。



優美(あの団体客‥雄大と同じ匂いがする‥。)


優美は過敏になっていた。

それでも‥



団体客『あいつさぁ!今じゃーあんな大人しくて面影もないけど元シンデレラの総長だったんだぜ!笑

今じゃ薬品会社のサラリーマンよ!

でもよーあいつより、母ちゃんのほうが恐ろしくてよ〜!気性が荒くて大変だわ!』

優美だけが隣にいる時だった。



優美(雄大がいつも私に聞かせていた痛々しい会話‥そのまんまだ‥。気にしないようにしても不自然過ぎる‥!!

あんな痛々しい会話を平気でするなんて‥‥

あの客の雰囲気‥もだし‥ここにあんな柄の悪い人間が来ることじたい不自然だ‥。)




優美『一郎さん‥あそこの柄の悪い団体客‥最近、何度かきてないですか‥?』



一郎『えっ‥⁉

きてないけど‥どうして!?!?

何かあったの?どうしたの?』



優美『‥‥いえ‥‥。』



優美はその後も柄の悪い団体客からチラチラ視線を感じる。

優美(やっぱり‥臭う。)



優美『一郎さん‥本当にあの団体客‥

最近きてないですか‥。』




一郎『うん。はじめてかな?どうしたの?何かあったの!?!?』




優美『‥‥‥えっと‥。』



優美は困って言いにくいように話を逸らそうとしている素ぶりに一郎は気づく。


一郎『‥‥‥!?‥‥‥えっ?』





優美『‥‥ストーカー‥。』



一郎『ストーカー!?

えっ!?‥‥えっ‥!?‥‥‥どういうこと!?』




優美『別れた彼の知り合いだと思います‥関節的な嫌がらせが続くかも‥。』




優美は一郎に説明した。




一郎『あそこの席は行かなくていいから‥!もし何かあったらすぐ言って!?』




優美『すいません‥!!』






優美は嫌悪感を感じた。

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