〜後悔〜壮絶なDV体験ーDVの心理〜逃げなきゃだめだよ!
距離

輝は、孝明と仕事をするようになり

仕事が忙しくなり余裕がなくなってきた優美は


お互いさらに距離をおくようになった。


それを願っていた優美にとっては
寂しくも輝のことをおもうと、嬉しかった。


孝明の好意に全く気付かない輝に対し、少しくらい輝にとってプラスになる人を判断し付き合いをすることを自分で考えて行動するようにと、
少しキツく言ってしまい押し付けてしまったところもあったが



孝明に任せて、距離をおいたほうが良いに違いない。



時々、顔を合わせると輝の成長した姿に
『輝ちゃん、変わったね。本当にがんばってるね。尊敬するよ。』


少し顔を合わせる機会があるたびに褒め称え、距離を置く。


以前から輝と優美はお互い何か学ぶため 何かを気付くために、お互いがもつ全く受け入れてこなかった分野を受け入れ分けるために出会ったろう。互いの未来に何かしら意味があるのだろうという会話がよくでていた。

優美『輝くんなら、大丈夫だよ!


輝くんは、やりたいことが出来るって信じている私自信を信じてるから!

幸せじゃないなんて言わないでほしい。』


偶然の出逢いだったが、
輝が突然目の前に現れた時から何かを感じていた優美は

あたたかい気持ちで輝と向き合い言葉や気持ちを受け入れ返す簡単なことで賢く鋭い輝なら自身にとってスグに気付きプラスにする。


それに、どちらかといえば頭の中がインテリ系の輝は賢い。上手にすっとぼけるが、勘も鋭い。





優美の脳天気に、輝はいつも呆れている。








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