ストリッパー
「分かってたはずなのに」
一人つぶやく
「凜さん、出番」
ボーイの声で
われに返る
「はーい、出ます」
私は緊張もせず
舞台に上がる
何度この舞台に上がっただろう
慣れたもんだ
眩しいほどのライト
全身にうける
『It's showtime』
音楽に合わせて
体をくねらせる
客の視線を浴びる
体に流れる汗が気持ちいい
今夜もガッツリ稼ぐから
気合を入れる
ポールにからまり
くるくると回る
その時だった
一瞬、心臓がドキンと打った
板野がいる
一人つぶやく
「凜さん、出番」
ボーイの声で
われに返る
「はーい、出ます」
私は緊張もせず
舞台に上がる
何度この舞台に上がっただろう
慣れたもんだ
眩しいほどのライト
全身にうける
『It's showtime』
音楽に合わせて
体をくねらせる
客の視線を浴びる
体に流れる汗が気持ちいい
今夜もガッツリ稼ぐから
気合を入れる
ポールにからまり
くるくると回る
その時だった
一瞬、心臓がドキンと打った
板野がいる