復讐アプリ
私は和宏の幽霊と一緒に、市内を走るバスに乗っていた。




私はどこに連れられて、何をされるかわからず不安だったが、
私は和宏の幽霊に吸い寄せられるように、ついていくことしかできなかった。




バスには私以外の乗客もいたけど、和宏の幽霊に気づく人は誰もいなかった。




バスに乗って十分が過ぎた頃、私は和宏の幽霊と共にバスを降りた。




そして私が、和宏の幽霊に導かれるままについていくと、私は中学校に着いていた。




〈 ここが和宏がいた中学校なのかしら?

だとしたら、和宏はこの学校の校舎から飛び降りて自殺したの?

でも、なぜ私はここに連れてこられたのかしら?

もしかして和宏は、私に何かを伝えようとしているの?

だとしたら、それっていったい何だろう? 〉




私が和宏について行くと、私は図書館にたどり着いた。




私は、わけもわからないまま、図書館を歩いていると、本棚に一冊のノートがあることに気づいて、
私はそのノートを本棚から取り出した。
< 207 / 244 >

この作品をシェア

pagetop