復讐アプリ
【アユミのアンチフォロワーが100人になりました。

アユミは今から、復讐の標的になります】




私はスマホの画面に映し出されたその文字を
ドキドキしながら見つめていた。




タツヤたちの話が本当なら、アユミは罰を受け、殺されるのだろう。




復讐アプリのユーザーの反感をかったなら、アンチフォロワーが100人になるのなんて、本当にあっという間だ。




私はアユミの投稿につけたgoodを取り消して、
アユミとは関わらないでいようと思った。




私は元々、地味で目立たない女子高生だった。




だから私は、積極的に誰かに罰を与えるなんてできない。




私がそんなことを考えているうちに、復讐アプリの投稿欄に、アユミのプロフィールが投稿された。




私はドキドキしながら、投稿されたアユミのプロフィールを見ていた。
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