復讐アプリ
その日は、復讐アプリの投稿欄に、アユミへの書き込みばかりが投稿された。




私はその投稿を見て、復讐アプリ内で、正義を振りかざしてはいけないことを知った。




言葉を少し間違えれば、私はアユミのように、復讐の標的にされてしまう。




私は不安になって、自分のアンチフォロワー数を調べた。




すると、私のアンチフォロワー数は、26人で、私の知らない間に、少しずつ増えていた。




復讐アプリ内に投稿しなければ、アンチフォロワーの数は増え続ける。




だけど、私が復讐アプリに投稿すれば、私の憎しみは拡散されて、
やがて誰かを傷つけてしまう。




私がそんなことを考えているうちに、復讐アプリの投稿欄に、アユミの復讐のシナリオが投稿された。
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