「君」がいるから【Ansyalシリーズ ファンside】 
あとがき
こんばんは。
最後まで読んでくださった皆様本当に有難うございます。


2016.08.30の22時を回りました。


明日も朝から仕事の私は、明日の13時と言う締め切りをクリアしようとすると、
今日中に完結させるしかないと言う結論になり、必死に追い込んで形にして参りました。



冒頭の「はじめに」に書いた途端、
この物語は、佳川の書くどの作品よりも、佳川にとっては地雷要素の多い作品です。


佳川の実体験で経験した思いを、そのまま物語なかに託した……そんな作品です。

っと言うことは、執筆するにはいろいろと自分の過去を掘り返す工程がありまして、
それらに耐えかねると、筆が進まなくなるの繰り返しでした。


当初、野いちご・ベリカでは執筆せずに他の携帯サイトでほそぼそと更新していたのですが、
この度の「スタ文」のキーワードを見て、完結を目指してが頑張ってみようっとそんな風に思いエントリーを試みました。

でもやっぱり、僅か数話の道程が果てしなく険しかったように思います。





虐めは、心を凍てつかせて閉ざしてしまう。
閉ざしてしまった心は、ほんの少し勇気を総動員しないと、その温もりに気がつくことすら出来なくなってしまう。




だけど……ほんの少しの勇気で、革命をおこすことが出来たら
その世界は一気に広がっていく。

新しい出逢いは、私の知らない世界を運んでくれる。





そんな世界に触れた時、自分の世界が本当に狭かったってことに気がつけるんだ。



世界が広がると言うことは、悲しみも苦しみも辛いことも多かったけど、
それでも……私の傍にも、いつも「君」が居てくれた……。




様々なポジションにいる「君」に精一杯の感謝を込めて。




2016.08.30


佳川鈴奈
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