「君」がいるから【Ansyalシリーズ ファンside】 

「里桜奈も一緒にやろうよ?

 Ansyalのコピーして楽しもうよ。
 総長さんたちもバンド活動されてるんだよね。

 最高の音楽は、聴いてよし、触れてよし、交わってよし。
 自分たちも楽器に触れて……友情も育めるしいいと思わない?」



勢いに押し切られるように交わされた約束。



差し出された手を握り返したその瞬間。
また物語は、新しい1頁を奏でる。





何事もチャレンジしなくちゃね。
自分の限界は自分で決めないで精一杯、歩き出さないと。






夏休みを目前に控えたこの日、私たち3人は新しい挑戦を決意した。






第一夜 完結



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