イジワル先輩さま、ご注文は甘い恋で
ふえ…
せっかく目標が叶ったのに、全然うれしくないよぉ。
「あらあらどうしたの涙浮かべて?そんなにここで働けるのがうれしいのぉ?うんうん、わたしもうれしいよぉー!また売り上げがアップするかな…って、今日からよろしくね!日菜ちゃん」
「ひょろしくほねがいしまぁす…ううう」
なんてことをきっかけに、念願かなってわたしはこのお店で働くことになった。
それは同時に、試練の片想いの始まりでもあった…。