Liebe
日常は時として変化を伴う 2
服が雨水で吸っているとは思えないぐらいに軽い
綾は行き倒れの女の子?を抱えた瞬間そう感じた。
家に着き
このままじゃ風邪を引くので彼女の着替をすませた。
着替えさせてる時に一瞬・・・
ほんの一瞬だけ心を奪われた。
とても綺麗でビックリしたからであった。
綾にとって何年ぶりか、そんな感情が出たのは
自分でもビックリだった。
この子誰だろう。
申し訳ないが、この子の持ち物を調べたが、身元が分かるのは何も無かった。
まぁこの分なら夕方ぐらいには眼が覚めるでしょう。
家を出るときに書置きと、雑炊を作っておいた。
学校について気が付いた。
なぜ警察や病院等に連絡しなかったんだろう。
あの分じゃ、熱は少しあったがそれほどじゃないし、家に取られるものも無いから、別に良い。
今日はたまたま用事が無いので名も知らぬ病人もいる事だし、買い物をして、家に帰った。
鍵がかかっていると言う事は、まだ家にいるという事だとわかった。
「お帰りなさい~」
明るく元気な声が部屋の奥から聞こえてきた。
「元気そうだね」
そっけなく女の子に返事をした。
「ところであなたは誰?」
「え!!私を知らないの?」
「知らないし、興味は無いが、名前がないと呼ぶのに大変だから」
「私って結構有名だと思っていたのに」
女の子は小声で独り言を言っていた。
「まぁ、言いたくないなら別にかまわない」
「えっと助けてくれてありがとう。私の名前は栞だよ」
「そう」
名前だけ聞ければそれで良いって感じで、
興味がなくなったようにキッチンのほうに向かった。
「それだけ~」
「なにが?」
「普通、何であんな所にいたの?とか色々有るじゃない」
「別に無いし、興味が無いから、
ただ目の前で最悪な事になったら目覚めが悪いから助けただけ」
「ここってTV無いの~」
「必要ないから」
この部屋にはTVどころかコンポ等も無く。
女の子の部屋って言うより、質素な男の部屋って感じだった。
あるのは、勉強机とテーブルのみだった。
「そうそう、雑炊ありがとう。昨日から何にも食べてなかったから美味しかったよ~良い奥さんになれるね~」
「興味が無い」
そこで会話が終わったみたいに、長い沈黙が続いた。
テーブルには胃に優しいように野菜のポトフにやわらかいご飯が出された。
「食べれる」
相変わらずそっけない話し方だったが、
栞には凄く優しいお姉さんだと思っていた。
「ねえ」
「なに?」
「なんでこんなにしてくれるの?」
「先ほども言ったでしょう。知った以上は何かしないと後味が悪いから」
「でも普通なら病院とか警察とか」
「朝早かったからそれだけ」
「お願いがあるんだけど」
「なに?」
「少しの間何も聞かずに止まらせてほしいの?」
「別にかまわない」
栞はいやいやこのお姉さん大丈夫?思ってしまった。
私彼女(あなた)にとって見ず知らずの赤の他人だよね
なのに
何も聞かずに良いよって
「なぜ聞かないの?」
「興味ないから、居たければいれば良い。
帰りたくなったら帰れば良い私には関係ないから」
「嫌々お姉さん。関係あるでしょ、ここ彼方の家だよ」
なぜか栞は反対に聞きなおしてしまった
「なぜ?確かにここは私の家だが、病人を外に出すほど人でなしではないから」
「あ~そういう意味ですか?
でも普通は聞くでしょう?別にとか関係なしはチョットやめてね」
「・・・そんなもの?」
「変わらないから変なお姉さん」
栞は少し笑いながら答えた
「お姉さん?見た感じそんなに違うと思うよ」
「私は18歳高校2年だよ」
「なら私より年齢は上だけど同学年だね17歳」
「てっきりOLさんだと思っていた」
「まぁ個人差があるからその点は仕方ないと思う」
「なら親御さんが帰ってくるんじゃないの?」
「私は一人暮らしだから気にしなくて良い?」
「ふ~ん」
「まだお風呂は入れないと思うから、身体を拭いて上げるよ」
「いやいや。自分で出来るから」
「熱がぶり返したら意味が無い」
「そういわれたらそうだけど・・・もしかしてお姉さんそっちの気があるとか?」
「そっちの気と言うのは知らないけれど、お姉さんではない」
「だって~名前知らないんだもん」
「そっか、そうだったね私の名前は南條 綾」
「改めて私の名前は霧生 栞よろしく」
栞は手を差し伸べたが、綾はそのままスルーをした。
「話がまとまったから身体を拭いてあげるよ」
「いやいや、、、全然まとまってないから私一人でやるから」
「一人で出来るならそれで良い」
綾はお湯にしみこませたタオルとスポーツジャージとシャツを栞に渡した。
タオルを受け取った栞はそそくさとお風呂の方に向かって言った。
綾はそういえば珍しく人と話している気がする。
なぜか綾は栞を気になって仕方が無かった。
綾が考え事していたら、栞が帰ってきた。
「綾さんありがとう。でもズボンもシャツもぶかぶかだよ」
栞は、身長160あるかないかの身長だった。
対する綾は170ちょっとあった。
「それしかないから・・・着ていた服はクリーニング中、なら私も入ってくるよ」
焦る所をみたかったが、相変らず単語で切り抜かれた
「いってらっしゃ~い」
綾は行き倒れの女の子?を抱えた瞬間そう感じた。
家に着き
このままじゃ風邪を引くので彼女の着替をすませた。
着替えさせてる時に一瞬・・・
ほんの一瞬だけ心を奪われた。
とても綺麗でビックリしたからであった。
綾にとって何年ぶりか、そんな感情が出たのは
自分でもビックリだった。
この子誰だろう。
申し訳ないが、この子の持ち物を調べたが、身元が分かるのは何も無かった。
まぁこの分なら夕方ぐらいには眼が覚めるでしょう。
家を出るときに書置きと、雑炊を作っておいた。
学校について気が付いた。
なぜ警察や病院等に連絡しなかったんだろう。
あの分じゃ、熱は少しあったがそれほどじゃないし、家に取られるものも無いから、別に良い。
今日はたまたま用事が無いので名も知らぬ病人もいる事だし、買い物をして、家に帰った。
鍵がかかっていると言う事は、まだ家にいるという事だとわかった。
「お帰りなさい~」
明るく元気な声が部屋の奥から聞こえてきた。
「元気そうだね」
そっけなく女の子に返事をした。
「ところであなたは誰?」
「え!!私を知らないの?」
「知らないし、興味は無いが、名前がないと呼ぶのに大変だから」
「私って結構有名だと思っていたのに」
女の子は小声で独り言を言っていた。
「まぁ、言いたくないなら別にかまわない」
「えっと助けてくれてありがとう。私の名前は栞だよ」
「そう」
名前だけ聞ければそれで良いって感じで、
興味がなくなったようにキッチンのほうに向かった。
「それだけ~」
「なにが?」
「普通、何であんな所にいたの?とか色々有るじゃない」
「別に無いし、興味が無いから、
ただ目の前で最悪な事になったら目覚めが悪いから助けただけ」
「ここってTV無いの~」
「必要ないから」
この部屋にはTVどころかコンポ等も無く。
女の子の部屋って言うより、質素な男の部屋って感じだった。
あるのは、勉強机とテーブルのみだった。
「そうそう、雑炊ありがとう。昨日から何にも食べてなかったから美味しかったよ~良い奥さんになれるね~」
「興味が無い」
そこで会話が終わったみたいに、長い沈黙が続いた。
テーブルには胃に優しいように野菜のポトフにやわらかいご飯が出された。
「食べれる」
相変わらずそっけない話し方だったが、
栞には凄く優しいお姉さんだと思っていた。
「ねえ」
「なに?」
「なんでこんなにしてくれるの?」
「先ほども言ったでしょう。知った以上は何かしないと後味が悪いから」
「でも普通なら病院とか警察とか」
「朝早かったからそれだけ」
「お願いがあるんだけど」
「なに?」
「少しの間何も聞かずに止まらせてほしいの?」
「別にかまわない」
栞はいやいやこのお姉さん大丈夫?思ってしまった。
私彼女(あなた)にとって見ず知らずの赤の他人だよね
なのに
何も聞かずに良いよって
「なぜ聞かないの?」
「興味ないから、居たければいれば良い。
帰りたくなったら帰れば良い私には関係ないから」
「嫌々お姉さん。関係あるでしょ、ここ彼方の家だよ」
なぜか栞は反対に聞きなおしてしまった
「なぜ?確かにここは私の家だが、病人を外に出すほど人でなしではないから」
「あ~そういう意味ですか?
でも普通は聞くでしょう?別にとか関係なしはチョットやめてね」
「・・・そんなもの?」
「変わらないから変なお姉さん」
栞は少し笑いながら答えた
「お姉さん?見た感じそんなに違うと思うよ」
「私は18歳高校2年だよ」
「なら私より年齢は上だけど同学年だね17歳」
「てっきりOLさんだと思っていた」
「まぁ個人差があるからその点は仕方ないと思う」
「なら親御さんが帰ってくるんじゃないの?」
「私は一人暮らしだから気にしなくて良い?」
「ふ~ん」
「まだお風呂は入れないと思うから、身体を拭いて上げるよ」
「いやいや。自分で出来るから」
「熱がぶり返したら意味が無い」
「そういわれたらそうだけど・・・もしかしてお姉さんそっちの気があるとか?」
「そっちの気と言うのは知らないけれど、お姉さんではない」
「だって~名前知らないんだもん」
「そっか、そうだったね私の名前は南條 綾」
「改めて私の名前は霧生 栞よろしく」
栞は手を差し伸べたが、綾はそのままスルーをした。
「話がまとまったから身体を拭いてあげるよ」
「いやいや、、、全然まとまってないから私一人でやるから」
「一人で出来るならそれで良い」
綾はお湯にしみこませたタオルとスポーツジャージとシャツを栞に渡した。
タオルを受け取った栞はそそくさとお風呂の方に向かって言った。
綾はそういえば珍しく人と話している気がする。
なぜか綾は栞を気になって仕方が無かった。
綾が考え事していたら、栞が帰ってきた。
「綾さんありがとう。でもズボンもシャツもぶかぶかだよ」
栞は、身長160あるかないかの身長だった。
対する綾は170ちょっとあった。
「それしかないから・・・着ていた服はクリーニング中、なら私も入ってくるよ」
焦る所をみたかったが、相変らず単語で切り抜かれた
「いってらっしゃ~い」