それでもボクはキミを想う
おじぃに会おた帰り、
『なぁ、オヤジ…
もぉ三人であの家に住むんは難しいんかなぁ…?』
『…せやなぁ…、
簡単な事やないけど、もう一度男三人でムサ苦しいあの生活もええなぁ…
今の家の状態からおじぃも住める様変えなあかんしなぁ…
まぁ、おじぃの担当先生に聞いてみよか?
しかし…、暴力的なんが、問題やなぁ…。』
『せやねぇ…、
何や聞いとるより大丈夫や思たら、急に暴れたんには、ちょとびっくりしたわ…
ボクらが仕事の時に誰か見てもらわなあかんからなぁ…』
『まぁ、もう少し待ち、お前がしっかり一人前なってきたからわしがおじぃと一緒におるんもええ。』
おじぃ…
オヤジ…
ボク…
この三人がボクの家族…
平凡な幸せがあったボクの家族…
しかし、この先にとんでもない家族の終幕が待っとった話を語るんはまた今度。