それでもボクはキミを想う
月夜の小夜曲
~出会い~
『響、今度の土曜日空いてない?
買い物に付いてきて欲しいんだ。』
『了解。
その日は1日暇だから、ついでにドライブでも行く?』
『いいね~!
響とドライブなんて久しぶり!』
『姉貴も免許取ればいいのに?
そろそろ姉貴の面倒も足代わりも、卒業したいし 。』
『そうよね…考えてみる。
じゃ、お礼も兼ねてランチ奢るよ。』
『おうっ!
姉貴サンキューな!楽しみにしてるよ。』