魔女の瞳Ⅲ
思わず振り向く私。
そこには。
「メグ、恨むぞ。俺だけ除け者にしやがって」
少し怒った表情の修内太が立っていた。
「修内太!?どうしてここに!?」
彼にはこの作戦の事は勿論、場所だって一言も伝えていなかったのに。
「昨夜長老が俺ん家まで来て、一通りの事を教えてくれたよ。メグが俺の事気遣って知らせないでおこうとしてるから、どやしつけてやってくれってな」
修内太のオデコには青筋すら見えそうだった。
「長老…あの馬鹿…」
チッと舌打ちする私。
しかし。
「馬鹿はお前だ」
生意気にも修内太は私を叱った。
「あんだけ相棒だの何だの言っといて、こんな時に呼ばないなんて酷すぎるぞ、お前。俺の事利用しろって言っただろ?お前は俺の親友だって言っただろ?」
「そりゃあ言ったけど、私は貴方がこれ以上魔道の世界に首を突っ込むのは良くないと思って…」
そこまで言った私に。
「俺は自分の進む道は自分で決める!お前の言いなりなんてクソ食らえだ!」
修内太は大きな声で怒鳴った。
そこには。
「メグ、恨むぞ。俺だけ除け者にしやがって」
少し怒った表情の修内太が立っていた。
「修内太!?どうしてここに!?」
彼にはこの作戦の事は勿論、場所だって一言も伝えていなかったのに。
「昨夜長老が俺ん家まで来て、一通りの事を教えてくれたよ。メグが俺の事気遣って知らせないでおこうとしてるから、どやしつけてやってくれってな」
修内太のオデコには青筋すら見えそうだった。
「長老…あの馬鹿…」
チッと舌打ちする私。
しかし。
「馬鹿はお前だ」
生意気にも修内太は私を叱った。
「あんだけ相棒だの何だの言っといて、こんな時に呼ばないなんて酷すぎるぞ、お前。俺の事利用しろって言っただろ?お前は俺の親友だって言っただろ?」
「そりゃあ言ったけど、私は貴方がこれ以上魔道の世界に首を突っ込むのは良くないと思って…」
そこまで言った私に。
「俺は自分の進む道は自分で決める!お前の言いなりなんてクソ食らえだ!」
修内太は大きな声で怒鳴った。