“カレ”と私の恋模様
都嵐風学園


今思えば受験の時から悪夢は始まっていたのかもしれない。


学力はトップという実力を持ちながら内申をとらなくて後悔したのは中三の時だった。


居眠りや授業をサボったり提出物を出さなかったりで授業態度最低。


遅刻欠席当たり前。


義理でもそんな私に成績をくれる先生はおらず内申は30。


中二の時も同じように内申は32。


135分の92…。


そんなこんなで受けれる私立は限られてしまい、私立都嵐風学園に。


私立都嵐風学園。


普通に読んだら「しりつみやこあらしかぜがくえん」だがこの学校の場合


「しりつとらんぷがくえん」


と読む変な学校。


おまけに校則も変というような話しも聞いたことがあり、


はっきり言って絶対に入りたくない。


そういうわけで頭が良いと、もう勉強しなくても平気と言われても勉強した。


なのに受験直前に大熱を出し試験が受けれず「私立都嵐風学園」に通うことに…。


< 1 / 12 >

この作品をシェア

pagetop