男の秘密 -繋がる未来-
「選んだのは私なんだから、忍さんは気にしないで。でも、こっちに居る間は羽奈とゆっくり出来る時はしたいかな」
ふふふっと楽しそうに笑う優に忍は救われたる。
そして同時に言葉も通じない、知り合いも居ない、そんな所に自分は優を連れて行こうとしているのだと改めて実感する。
本当にこの選択で良かったのかと、今でも不安になる。
「そうそう、あのお菓子、袋に詰めるから、忍さんも休憩の時に食べてね」
そんな気持ちに気付いているのだろう、負担を感じさせないように振舞ってくれる。
「いいのか?」
「当たり前でしょ。むしろ食べて欲しいの。あぁでも、羽奈のお礼何にしよう」
「ブレスレットにしたら」
「ブレスレット?」
「そう、優とお揃いのブレスレット。離れてても繋がってるって感じられるだろ」
「そうね!凄いわ忍さん。私じゃ全然考え付かなかった」
「確か、手作りのブレスレットを作ってる店で、パーツを選んで作ってくれるサービスがあったなぁ」
「ほんと?!」
「すぐ調べるから、優はお菓子を袋詰めしてて」
忍の提案に何度も頷き、パタパタとキッチンに走っていく。
ふふふっと楽しそうに笑う優に忍は救われたる。
そして同時に言葉も通じない、知り合いも居ない、そんな所に自分は優を連れて行こうとしているのだと改めて実感する。
本当にこの選択で良かったのかと、今でも不安になる。
「そうそう、あのお菓子、袋に詰めるから、忍さんも休憩の時に食べてね」
そんな気持ちに気付いているのだろう、負担を感じさせないように振舞ってくれる。
「いいのか?」
「当たり前でしょ。むしろ食べて欲しいの。あぁでも、羽奈のお礼何にしよう」
「ブレスレットにしたら」
「ブレスレット?」
「そう、優とお揃いのブレスレット。離れてても繋がってるって感じられるだろ」
「そうね!凄いわ忍さん。私じゃ全然考え付かなかった」
「確か、手作りのブレスレットを作ってる店で、パーツを選んで作ってくれるサービスがあったなぁ」
「ほんと?!」
「すぐ調べるから、優はお菓子を袋詰めしてて」
忍の提案に何度も頷き、パタパタとキッチンに走っていく。