男の秘密 -繋がる未来-
言葉をなくしてブレスレットを見つめる忍に、更にドキドキが増す。
「あの、気に入らないなら・・!?」
不安の為、使わなくていいと言おうとしたら、抱きしめられていた。
「ありがとう!嬉しいよ」
そう言って嬉しそうに、腕に付けようとしたので、忍からブレスレットを受け取り優がつける。
「これね、実は私の分もあるの。その・・お揃いなの」
恥ずかしそうにそっと自分のブレスレットを見せる。
忍のブレスレットよりも細身で蛍石の数が多めだったが、人目でお揃いだとわかる。
「今度は俺が付けるよ」
そう言って、恭しく優からブレスレットを受け取り、壊れ物を扱うようにそっと優の腕につける。
何かの儀式のような雰囲気だった。
後日、今まで時計以外のアクセサリーを付けなかった忍が、アクセサリーを付けた事でかなり注目されて、TVや雑誌で取り上げられたが、「彼女からのプレゼントです」と爽やかに答えたので更に騒がれたのは、少し先の事だった。
「あの、気に入らないなら・・!?」
不安の為、使わなくていいと言おうとしたら、抱きしめられていた。
「ありがとう!嬉しいよ」
そう言って嬉しそうに、腕に付けようとしたので、忍からブレスレットを受け取り優がつける。
「これね、実は私の分もあるの。その・・お揃いなの」
恥ずかしそうにそっと自分のブレスレットを見せる。
忍のブレスレットよりも細身で蛍石の数が多めだったが、人目でお揃いだとわかる。
「今度は俺が付けるよ」
そう言って、恭しく優からブレスレットを受け取り、壊れ物を扱うようにそっと優の腕につける。
何かの儀式のような雰囲気だった。
後日、今まで時計以外のアクセサリーを付けなかった忍が、アクセサリーを付けた事でかなり注目されて、TVや雑誌で取り上げられたが、「彼女からのプレゼントです」と爽やかに答えたので更に騒がれたのは、少し先の事だった。