男の秘密 -繋がる未来-
忍も年末年始の収録や雑誌のインタビューなどがあり、お互い忙しくしていてゆっくり話す時間がなかった。
『うちもクリスマスの準備をしないと』
今までは、羽奈とクリスマスをしていたが、今年は忍との始めてのクリスマス。
クリスマス当日の、今から準備をして間に合うだろうかと考えていたら、忍から電話が来た。
夕方迎えに行くとの事だったので、慌てて帰宅する。
『クリスマスの用意が出来てないから、外で食べるのかしら・・・』
いつもよりお洒落な服装で、普段殆どしていなかったメイクもキチンとしていたら、あっという間に忍が迎えに来てくれた。
「何処に行くの?」
「母さんが家に来いって」
「え!忍さんの実家に行くの?!」
驚いた優を見て忍も驚いている。
「じゃぁ、何か買っていかないと!手ぶらで行くなんて出来ないわ」
「手ぶらで来いって言ってたから、いいよ」
「でも・・」
「仕事が終わって疲れてるのに、呼び出す方が悪い」
悪戯っぽく言うが、優の顔は曇ったままだ。
「じゃぁ何か買っていこう」
今日はクリスマスイブだから、ケーキは買えそうに無いので、忍の提案で浩務の好きな米菓を買った。
『うちもクリスマスの準備をしないと』
今までは、羽奈とクリスマスをしていたが、今年は忍との始めてのクリスマス。
クリスマス当日の、今から準備をして間に合うだろうかと考えていたら、忍から電話が来た。
夕方迎えに行くとの事だったので、慌てて帰宅する。
『クリスマスの用意が出来てないから、外で食べるのかしら・・・』
いつもよりお洒落な服装で、普段殆どしていなかったメイクもキチンとしていたら、あっという間に忍が迎えに来てくれた。
「何処に行くの?」
「母さんが家に来いって」
「え!忍さんの実家に行くの?!」
驚いた優を見て忍も驚いている。
「じゃぁ、何か買っていかないと!手ぶらで行くなんて出来ないわ」
「手ぶらで来いって言ってたから、いいよ」
「でも・・」
「仕事が終わって疲れてるのに、呼び出す方が悪い」
悪戯っぽく言うが、優の顔は曇ったままだ。
「じゃぁ何か買っていこう」
今日はクリスマスイブだから、ケーキは買えそうに無いので、忍の提案で浩務の好きな米菓を買った。